プロフィール
佐藤 美樹
さとう みきナーシングホームなつれ 手稲五条館 勤務
看護主任
病院で看護師としての経験を積んだ後「一人ひとりと丁寧に向き合う看護がしたい」との思いから、2011年になつれへ入社。ナーシングホームなつれ 手稲五条館にて約15年以上にわたり、看護業務に従事。現在は主任として、訪問看護での急変時の判断、外部機関との連携、スタッフ間の情報共有など、現場全体を支える役割を担っている。
※本記事は2025年11月時点の情報を掲載しています。
現在の業務内容をお聞かせください。
訪問看護と住宅での看護業務の両方を担当しています。毎日の健康管理や往診対応、急変時の判断、外部機関との連絡など、看護に関わる業務全般に携わっています。内容は多岐にわたりますが、ご入居者さまが安心して日常を過ごせることを第一に、その時々の状態に合わせた対応を心がけています。
また、現場で看護にあたるだけでなく、主任として現場全体を見ながら支える役割も担っています。日中のご入居者さまの様子や小さな変化を記録し、夜勤者や介護スタッフと共有することで、同じ情報をもとに看護・介護、両方の支援ができるよう職場環境を整えています。
なつれ手稲五条館は、どのような雰囲気の職場ですか。
職種に関係なく、自然に声を掛け合える風通しの良い職場だと感じます。 何かあったときに「これは看護の仕事」「これは介護の仕事」と分けて考えるのではなく、一つの出来事に対して「どうだったか」「今はどんな様子か」を互いに確認し合いながら話ができる雰囲気がありますね。日々の業務でも、記録や申し送りを通して状況を共有し、看護と介護が同じ情報をもとに動くことを大切にしています。
役割はそれぞれ異なりますが「みんなで見て、みんなで支える」という意識を、職場全体により一層根付かせるため、主任としての役割を果たしていきたいです。そうした丁寧なやり取りの積み重ねが、ご入居者さまの安心や信頼につながっていくと考えています。

日頃から心がけていることはありますか。
ご入居者さまのケアと同じように、ご家族へ「今どのように過ごされているか」を伝えることも大切にしています。体調や状態の変化は、専門的な内容になるほど伝わりにくいこともあります。そのため「今はどのような状態なのか」「今後どのような可能性が考えられるのか」を整理し、できるだけ分かりやすい言葉でお伝えするよう心がけています。
大きな変化がなくても、早めに共有することで、ご家族が状況を理解しやすくなり、安心につながると感じています。ご入居者さまが穏やかに過ごすためには、ご家族との信頼関係も欠かせません。「きちんと見てもらえている」と感じていただけるような関わりを大切にしながら、日々の仕事に向き合っています。
看護のやりがいはどんなところにあると思いますか。
ご入居者さまやご家族からいただく「ありがとう」という言葉に支えられ、これまで現場に立ち続けることができたと感じています。中でも印象深いのは、終末期を迎えたご入居者さまからお手紙をいただいたこと。「ここで過ごせてよかった」「親切に関わってくれて、ありがとうございました」と言葉が綴られており、胸がいっぱいになりました。この仕事に向き合ってきて本当によかったと心から思いますね。
看護の現場は決して楽なことばかりではありませんが、感謝の言葉をいただいたり、名前を覚えて声をかけてもらえる関係を築けたときに、大きなやりがいを感じます。そうした一つひとつの積み重ねが、今もこの仕事を続ける原動力になっています。

看護主任として今後、施設をどのような場所にしていきたいですか。
今後は、スタッフを段階的に増やしながら、一人ひとりが安心して役割を担える体制を整えていきたいと考えています。現場を任せられる人材が育つことで、看護や介護の質も着実に高まっていくと感じています。
あわせて、レクリエーションの時間もより充実させていきたいと考えています。演奏会やお祭りなど、楽しめる機会が増えることで、ご入居者さまの生きる活力につながるだけでなく、スタッフ同士の関係性が深まる時間にもなると感じています。
人手や体制の面で課題はありますが、できる形を模索しながら、スタッフとご入居者さまの双方が笑顔で過ごせる環境をつくっていきたいと考えています。
これから入社を考えている方へメッセージをお願いします。
なつれ手稲五条館では、職種に関係なく気づいたことを共有し「どう関わることがその方にとって最善か」をチームで考える姿勢を大切にしています。相手の言葉に耳を傾け、自分なりに考えながら関わろうとする気持ちがあれば、経験の有無に関わらず成長していける環境です。分からないことや不安を一人で抱え込まず、周囲と相談しながら現場で学んでいくことで、少しずつ自信を積み重ねていけると思います。
現場では悩むこともありますが、その先には「ありがとう」という言葉や信頼として返ってくる瞬間があります。ご入居者さま一人ひとりの日々の暮らしに丁寧に向き合い、同じ思いで現場に立ちながら、これからのなつれを一緒につくっていける方と出会えたらうれしいです。






